食品工場において、洗浄は、製品から危害を取り除くという重要な役割を担っています。
食品加工における製品の危害
①生物的危害
微生物(細菌やウイルス)による汚染→食中毒
②物理的危害
物質による汚染→異物(固形物)混入
アレルゲンの混入(コンタミネーション)
③化学的危害
化学薬品による汚染(使用後の残留や他所からの混入、誤使用)
食品工場において、洗浄が目的とするところは、主に次の5つです。
- 微生物とその栄養源・棲家の除去
- 防虫・防鼠(栄養源・巣・発生源の除去)
- 異物・異成分の混入防止
- 機械・設備の正常運転
- 適正な作業環境の確保